お楽しみさまです
ハレルヤの松本です。
実りの秋、お野菜がほんと~に美味しい季節になりました。
時に、買いすぎたり、頂き物で使い切れずに
余らせてしまうことがないでしょうか?
そんな時には始末の作法として、
自分でつくる乾物「干し野菜」を作る方法を
知っていると重宝します。
作り方はいたって簡単。
野菜を切って盆ざるに広げるだけ!
ポイントは温度と湿度。
最高気温が15℃、湿度が40%を切ってくると、
絶好の干し野菜日和。
湿度が高いと水分が抜けきらずに
カビが生えやすいので注意。
もう少し気温が下がってくると
干し野菜にぴったりの季節到来です。
日にあて、水分をとばすことで、
旨味はぎゅっと凝縮され、
栄養価はアップ、歯ごたえも増しておいしくなります。
まずは、薄く輪切りにしたニンジンを2~3時間干して、
かじってみてください。
なんともいえない甘みが口いっぱいに広がります。
それになんといっても陽射しはタダ!
干すことで太陽のパワーを体に取り入れた
干し野菜づくりにチャレンジしてみましょう。
最近では親切な干し野菜ネットもあるので、
場所も取らずに手軽に干し野菜が作れます。
1人暮らしや少人数の家庭だと
野菜が余ってしまうことありますよね。
せっかく旬の野菜を買ったのに冷蔵庫の奥でシナシナに
なんて経験ある方少なくないハズ。
干し野菜を作るということを知っていれば心配ご無用!
野菜は基本的になんでもOKですが、
葉物野菜のレタス、青菜などは向きません。
きのこ、芋、根菜でも半日も干せば
表面がしんなりしてセミドライ状態。
さらに4~5日干せば完全干し野菜の完成です。
じょうずに干せば風味を損なうことなく1年は保存でき、
水で戻せば復活する。
またこの戻し汁が実に風味豊かで旨い。
味噌汁に干し野菜ごと使えば出汁いらずで本当においしい。
おかわり必至です(笑)。
野菜の下ごしらえとして
半干しというテクニックをご紹介しておきますね。
水分の多い白菜なんか炒めものにすると
水っぽくておいしくないという経験あると思います。
数時間干してから使うと、
余計な水分が飛んで格段に旨みがアップします。
鍋物にするときにも使えます。
お試しください。
まとめ
【干し野菜のポイント】
1、野菜は洗って、水気を切り、用途に合わせてカットしておく
2、水分の抜けやすい盆ザルに野菜が重ならないように並べる
3、風通しの良いところで干す。日中10時~15時がベストタイム
4、長く保存したい場合は、時間をかけて芯までカラカラに
5、干し上がったら乾燥剤といっしょに、密閉保存
6、すぐに使わない時はフリージング用の袋に入れて、空気をぬき、冷凍保存