お楽しみさまです
一皿入魂のマクロビオティック・
パーソナルシェフ松本敏弘です。
はじめましての方も多いと思いますので、
少しだけ私の自己紹介をさせていただきます。
私はクライアントのキッチンで一皿入魂のお料理をつくる
パーソナルシェフとして日々活動しています。
食べる事の大切さ、
日本の食文化の知恵や精神を
「究極の家庭料理」を通して伝承し、
日本の食卓を守るのが私のミッションです。
そんな私のマクロビオティックとの出会い
についてお話させていただきます。
京都の田舎で生まれ育った私は
せっかく生まれてきたのだから
田舎にくすぶって一生終わるなんて
真っ平御免だと思いながら
高校生活を送っていました。
あこがれの都会の大学へ進学し、
自分探しをしながら
興味ある分野で手当たり次第バイトをしました。
いろんな人に出会い
いろんな経験をしました。
就職活動をしながら自分のやりたいことをみつけ
商業デザインを手がける会社に就職することができました。
都会生活に憧れていた私にとっては
毎日が刺激にあふれ充実した日々でした。
そんな生活を続けていくうちに
いつしか自分のお店をもって
一旗揚げたい気持ちが
むくむくと湧き上がってきたのです。
「よし!自分もいつかは
一国一城の主になるぞ!」
と思うようになり
本格的に飲食店のノウハウを身につけようと思い
ドトールコーヒーFC店のマネージャーとりました。
早朝から深夜まで365日
店を切り盛りする毎日、
手ごたえを感じていました。
FC店ながら新しいこと次々にチャレンジしました。
・チェーン店初の24時間営業
・企業への出張販売
・優秀店として表彰されることも
たびたびありました。
でも数年経ったころ
フランチャイズチェーンの枠の中で
毎日同じことの繰り返しに
疑問を感じ始めました。
食材=モノのように扱う日々
マニュアルで決められたオペレーション
効率、利益優先の店舗運営
毎日笑顔でお客様に接しながら、
日々違和感を感じていました。
ある時ショッピングモールのお店に
応援に行くことになりました。
営業が終わり、各テナントがゴミ捨て場に
その日のごみを捨てにやって来ました。
さっきまで店頭に並んでいた商品が
当日期限だという理由で
90Lのゴミ袋一杯につめられ
ゴミの山になっていくのです。
食べ物のいのちが泣いている。
人間の欲望を満たす為の
大量生産、大量消費。
自分を活かしてくれている
他のいのちへの感謝の気持ち
を忘れている。
食べ物を提供するということは
単なる金儲けの手段でいいのだろうか?
食べるということの意味が
わからなくなった時
「マクロビオティック」という
聞き慣れない食事法に出会いました。
調べてみると有名なアーティストや
ハリウッド映画俳優が
マクロビオティックを
実践しているということに
強い興味を抱きました。
ジョン・レノン、
マドンナ、
マイケル・ジャクソン、
トム・クルーズ、
クリントン、
ニコール・キッドマン、
カール・ルイス、
坂本龍一などなど
がぜん興味の湧いた私は
さっそく実践してみました。
結果はすぐに現れました。
体に力強さがみなぎり
しかも軽ろやかになり、
思考がクリアーになり、
気持ちが安定し
集中力がアップすることを実感
「食事を変えるだけで
こんなに変化があるなんて!」
この時、食事が心身に与える
影響について直感しました。
食べ物の力で自分をコントロールできる!
これが、私が「マクロビオティック」に深く
関わって生きるようになったきっかけでした。
そして
マクロビオティックを広めていくのが
自分の天命だと思いを定め、
そこからはマクロビオティック
レストランを展開する会社で
店舗拡大に努めたり、
マクロビオティック、オーガニックの世界に
のめりこんでいったのでした。
そして2009年、日本初となる
マクロビオティック・パーソナルシェフ・サービス
を起業。
現在は15名のシェフとともに
首都圏の一般家庭向けに
「クライアントのいのちを預るライフキーパー」
として、
年間1200回以上毎日、
究極の家庭料理づくりをしています。
明日は平凡なサラリーマンだった私が
何故パーソナルシェフになったのか?
というお話しをします。
お楽しみに!
No Real Food, No Life.