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お客様の声

食事の準備から解放されて、家族とくつろいで食事をとりたい

●たかきび(雑穀)のロールキャベツ人参クリームソース
●玉ネギたっぷり豆腐ステーキ
●菜の花とカブの焼きサラダ
●蒸しブロッコリー

●五分搗き玄米ごはん
●小松菜とワカメのお味噌汁

ハレルヤのクライアントで一番多いのは子育て中のママさんです。今回のご依頼もそんな方からでした。家族構成は、ご主人と奥様、幼稚園に通うお姉ちゃん、ようやく歩き始めた妹さんです。子育て中の奥様の毎日は本当に忙しい。毎日の家事はもちろんのこと、上の娘さんの幼稚園や塾への送り迎えとお弁当づくり、下の娘さんの離乳食づくり、そしてワンちゃんの散歩……。

日々の食事のことは奥様にとって大きな悩みのタネでした。愛情を注いだおいしい食事を作りたい気持ちはやまやまなのですが、そこまで手が回りません。ゆったり腰を落ち着けて食事できる日なんて数えるくらい。まさに365日、24時間営業、子育てに休みはありません。

何とかこの状況から抜け出したいと、ハレルヤにご依頼いただきました。週のうち2日でいいから、食事の準備から解放されて、きちんと手のかかった食事を家族と一緒にとりたい― そんな奥様の願いのお役に立てるよう、一皿入魂でお料理させていただきます!

奥様は、もともと料理は嫌いな方ではなかったのですが、下の娘さんが生まれ、しばらくはとにかく手も眼も離せません。キッチンに立ってお料理を始めた途端、泣き出し、あやしに戻るという繰り返しで、まともに料理ができたためしがありません。次第に奥様はきちんと作るという意欲が失せていってしまいました。おまけにお姉ちゃんは好き嫌いが多く、食も細く、何を作っていいのやら困り果てていました。

料理のお手伝いがきっかけでお姉ちゃんが食べるようになった

食事のサポートをさせていただくようになって数週間が経ったころ、突然お姉ちゃんが「お手伝いしたい!」とキッチンに入ってきました。そこで奥様のお許しを得たうえで、お姉ちゃんが火傷や怪我をしないよう十分に注意を払って、シェフのお手伝いをしてもらいました。

お姉ちゃんは料理の途中で味見をねだったり、つまみぐいをしたり、シェフの一挙手一投足を興味津々で見守っています。最後は自分で盛り付けまで買って出ました。

普段なかなかごはんを食べないお姉ちゃんのことも奥様の悩みのタネでしたが、そんな食卓に奇跡が起きました!    帰りの電車のシェフの下へ奥様からメールが届きました。

件名: 嬉しすぎてメールしました!
今日も美味しいお料理を、ありがとうございました。娘が初めて完食しましたー! ! !
\ (^o^) /

このときのお料理を簡単に説明しましょう。

「たかきび(雑穀)のロールキャベツ人参クリームソース」は、ひき肉のような食感が楽しめるロールキャベツであま〜い人参をたっぷり使ったソースを絡めて食べます。「玉ネギたっぷり豆腐ステーキ」は、ソテーしたお豆腐にじっくり炒めて甘みを引き出した玉ネギを載せて食べます。「菜の花とカブの焼きサラダ」は、春の訪れを告げる菜の花とカブを軽く焼いてホットサラダに。「蒸しブロッコリー」は、シンプルに蒸したブロッコリーを飾りにしました。「五分搗き玄米ごはん」は、お子様でも消化によく食べやすく玄米を五分搗きにしました。「小松菜とワカメのお味噌汁」は、腸内環境を整える醗酵食である味噌を毎日欠かさず食べていただくためです。

記念日には家族のお祝いを

定期的にお宅を訪問していると、記念日に当たることがあります。自分の家族のように想って料理を提供するパーソナルシェフにとって、そんな日はいつにも増して力が入ります。お祝いの料理をつくり、お祝いのデザートを用意して喜んでいただく仕掛けをします。

この日は、妹さんの1歳のお誕生日です。離乳食離れをしたばかりで、他の家族と同じ食事はできないのですが、最近はとにかく何でも、みんなと同じことをしてみたい時期なのです。

この日、初めてみんなと分け合って食べること のできたケーキ。目がキラキラと輝いていました。奥様には、「子育てで余裕がなく、子どもたち  にいろいろしてあげたい気持ちはあるのに現実は追いつかず、罪悪感がつのるばかりの毎日でしたが、パーソナルシェフのサポートがあって、普段の食卓が和やかに、記念日には美味しい料理に囲まれて一家団らんで食卓を囲めることが嬉しいです」と喜んでいただけました。